ホルモンの働きが大きく変わることで、ごっそり抜けることも。

女性の薄毛と深い関連性のあるホルモンバランス。
女性の体のホルモンバランスが変化するタイミングは加齢やストレスが原因で起こるもの以外にもあります。
それが、妊娠・出産後に感じる薄毛の症状です。

 

女性の体は妊娠すると、妊娠状態を維持するために女性ホルモンであるエストロゲンの分泌を増やします。
エストロゲンは頭皮にある毛細血管を拡張し、血行を促進することで毛髪が成長、伸び続ける『成長期』を長引かせて、毛髪が頭皮にとどまりやすくする効果があるのです。

 

本来、抜けるべき毛髪が抜けなくなっている状態というと、分かりやすいかもしれませんね。

 

出産後はホルモンの分泌が正常の状態に戻ります。
このことで、これまで頭皮に留まり続けていた髪がまとまって抜けるため、ごっそり抜けた毛髪に驚く女性が多いのです。
これを『分娩後脱毛症』と呼んでいます。

 

抜け毛の量が多い人では毛髪全体の3割以上が抜けることもあるそうですから、女性にとってはかなりダメージが大きいと言えるでしょう。

 

この分娩後脱毛症は出産から4〜6か月程度経過すれば、自然にヘアサイクルが元に戻り、新しい毛髪が生えてきて、抜け毛も気にならなくなってきます。
抜け毛自体がストレスになって、さらに抜け毛を増やしてしまうということも多いので、あまり深く考えないようにすること。

 

頭皮の血行を促進するリラックス効果のある育毛剤などを使ってみるのもいいでしょう。

 

女性は男性より抜け毛の症状に悩む人が少ないと言われていますが、これも女性ホルモンの分泌があるからこそ。
出産後はストレスや偏った食事を避けてホルモンバランスが1日も早く正常な状態に戻るよう、自分自身で体のサポートをすることが大切です。